こんな方におすすめ
- テナガエビの生態や釣れる時期が知りたい
- テナガエビの釣り方が知りたい
- 東京でテナガエビが釣れるポイントを知りたい
本記事を書いている「ひで」 釣り歴20年のビギナー。物心ついたときには釣り竿が友達。 大学4年生の時に釣りが好きすぎて、車で四国へ。車中泊をしながら四国1周の釣り旅に行く。 現在は都内中心で釣りをしています。
では、早速ですが内容に入っていきます!
目次の好きなところからお読みください!
テナガエビとは?生態を紹介
テナガエビはテナガエビ科テナガエビ属。
別名はカワエビと呼ばれることもあります。
よく居酒屋で唐揚げとして提供されるものの中にはテナガエビが含まれていることもあります。
生息場所
テナガエビは日本全国淡水や下流、汽水域の河川や湖沼で見ることができます。
本州で見られるテナガエビは通常のテナガエビ、ヒラテテナガエビ、ミナミテナガエビの3種類です。
日本国内で九州より南の地域では上記3種類+12種類ものテナガエビが分布しています。
海外では台湾やタイなどの東南アジアにもおり、特に台湾では都心部を中心にテナガエビの釣り堀が多くあるくらいメジャーな釣り物になっています。
産卵・繁殖時期・寿命は?
テナガエビの産卵・繁殖時期は5月~9月でこの時期には抱卵したメスを見ることができます。
一度に1000~2000個の卵をお腹に抱え、孵化するまでずっと保護しています。
寿命は1~3年ですので、大きいテナガエビ(15~20cm)を飼育しようとしてもすでに2~3年生きている個体が多いため、すぐに死んでしまうということは多いです。。
テナガエビのオス・メスの区別
テナガエビのオスメスは手の大小で簡単に判断することができます。
オスのテナガエビの手の挟む力はとても強く、挟まれて血がでることもあるので釣れた際は注意して針を外しましょう。
(私も過去に挟まれてけがをしたことがありますTT)
テナガエビ(オス)
手が太く長いのが特徴。
多摩川のテナガエビ(メス)
手が細く短いのが特徴。
釣れる時期は5月~9月!季節は春~秋!
テナガエビが釣れる時期は5月~9月で、ハイシーズンは6~7月の梅雨の季節になります。
テナガエビは夜行性の為、日中釣る場合は曇りの日や雨上がり後で水が濁っている。またはテトラやゴロタ石が多くあり、日陰になるところを狙うと良く釣れますよ!
テナガエビは冬は難しい?
テナガエビは冬は冬眠しているので、釣ることはかなり難しくなります。
冬に狙う場合は水深があり(冬は深場に移動する為)、かつテトラ等の障害物を狙うと釣れる場合もあります。
1日頑張って1~2匹釣れるか釣れないかくらいの修行のような釣りになるので、あまりオススメはしません。。
テナガエビの仕掛け
テナガエビの仕掛けは川で小魚を釣るような仕掛けで大丈夫です。
では、早速仕掛けについて紹介していきます。
テナガエビ仕掛け
テナガエビはそこまで難しい釣りではないですが、ハリの大きさだけ注意するようにしましょう。
見た目の通り口が小さいですので、大きいコイやフナ針だと釣れません。。
針の大きさはタナゴ針やテナガエビ用の針だと小さめでオススメです。
下記に竿からエサまで網羅的に紹介していますが、全体的に高価な仕掛けは不要です。
竿:1.5m~2.7m 針:テナガエビ針(ハリス0.3号) 道糸:0.5~0.6号 ウキ:玉ウキ3~5号(唐辛子ウキでもOK) エサ:サシ・ミミズ・アカムシ
テナガエビ用の針↓
ウキとか道糸も全部セットが良い方はこっちをオススメ↓
テナガエビの釣り竿
釣り竿の長さは場所にもよりますが、1.5~2.7m位で比較的短めの竿をオススメします。
理由としては、テナガエビは浅瀬に生息しれおり、遠投する必要がないためです。
そのため、小回りの利く小さめの竿の方が釣りやすくなります。
値段は1,500円~2,500円位あればそこそこまともなのが買えます。
こんな感じのを選びましょう。
テナガエビのエサ
エサは虫エサならでも食べますが、細いミミズがベストですね。
赤虫やサシでも釣れますが、個人的な実績としてはミミズ一択です。
アカムシは針持ちが悪く、またサシはテナガエビには少々大きいのでハリ掛かりしにくくなります。
餌は家にあるカニカマやソーセージでもOK
虫エサが嫌だという方は家にあるソーセージやカニカマでもOKです。
テナガエビは肉食なので、冷蔵庫にある適当な魚でも十分対応できます。
ただ、釣果をしっかり上げたいかたはミミズをおすすめします。
テナガエビの釣り方・コツ
テナガエビの仕掛けが分かったところで釣り方のコツについて解説していきます。
タナ(ウキ下)を測る
ウキ下は川底にべったり針が付くようにしましょう。
テナガエビは水底を歩いているので、エサが上にあると気づかれません。
ここは結構重要なポイントです。
ウキが左右にゆっくり動き始めたら合わせる
当たりの判断としてはウキが左右どちらかに動き始めたら合わせるようにしましょう。
コツコツというあたりだけだとエサをハサミで突いているだけの可能性があるので、早合わせは禁物です!
テナガエビは口に針を加えるまで時間がかかるので、早合わせは我慢しましょう。
テナガエビは夜釣りでもよく釣れる
テナガエビは夜行性なので、夜の方が活発に活動しています。
そのため、ライトを照らしながら夜釣りをすることで釣果が上げやすくなります。
テナガエビが釣れる時期は同時にウナギが釣れる時期でもあるので、釣れたテナガエビをエサに大型のウナギを狙うのも良いですね。
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東京のテナガエビのポイントは?
東京では多摩川や荒川、江戸川の河口で釣ることができます。
江戸川河口はギリギリ千葉県に入るので、東京でテナガエビを釣るとしたら多摩川か荒川のどちらかですね。
ポイントは汽水域で下記のようなテトラポットが沈んでいるところだとテナガエビを狙うことができます。
ちなみに下記の画像は多摩川の丸子橋付近です。
テナガエビのポイントは釣行記と一緒にこちらの記事にて紹介しているので、併せて目を通してみてください!
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東京にはテナガエビ釣り堀がある!!
東京都吉祥寺には釣ったテナガエビをその場で食べれるテナガエビの釣り堀(Catch&Eat)があります!
釣りはしてみたいけど、道具を揃えて川で釣りをするのは難易度が高いという方はCatch&Eatで釣り+食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?
Catch&Eatではテナガエビ以外にもホンモロコ、ニジマス、イワナ、ヤマメ、ブラウントラウト、ブルックトラウト、アマゴ、ナマズなど多種多様な魚が釣れます!
Catch&Eat 店舗詳細 営業時間:平日・土曜12:00~21:00 日曜・祝日10:00~21:00 釣り料金:1時間/2,000円 ワンドリンク付き 延長30分700円 釣り席数:33席 釣り掘り受付最終:閉店1時間30分前 ドリンクフードラストオーダー:閉店30分前 URL:http://c-e-kichijoji.jugem.jp/
まとめ:テナガエビは初心者にも簡単で楽しい釣り!
テナガエビは初心者にも釣りやすく、釣った後は食べても飼育しても楽しさがあります。
近くに川の河口がある方は是非狙ってみてくださいね!
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テナガエビの仕掛け
竿:1.5m~2.7m 針:テナガエビ針(ハリス0.3号) 道糸:0.5~0.6号 ウキ:玉ウキ3~5号(唐辛子ウキでもOK) エサ:サシ・ミミズ・アカムシ
テナガエビ用の針↓
ウキとか道糸も全部セットが良い方はこっちをオススメ↓
テナガエビ用の竿