こんな方におすすめ
- 鯉の釣り方、仕掛け・エサ・釣り竿等網羅的に知りたい
- 鯉の釣れる時期が知りたい
- 鯉釣りをしている人の釣行ブログが見たい
と考えている方向けの記事です。
今回は鯉釣りの「釣行ブログ」と「鯉の釣り方解説」記事になります^^
鯉釣りは色々な釣り方があって初心者の方から玄人まで幅広い層が楽しめるターゲットです。
本記事を読んで、次回の鯉釣り釣行の際の参考になれば幸いです。
目次の好きなところから読んで下さいね!
本サイトには東京都内での釣行記事100本以上を公開しています^^釣り場に困ったら是非参考にして頂けますと幸いです!
鯉が釣れる時期は?何月が良いの?
鯉が釣れる時期、釣り易い時期は春と秋になります。
春は産卵前に力を蓄える為に食欲が向上します。また、秋は冬眠前にエネルギーを体内に貯めておく必要がある関係で、荒食いのシーズンになります。
しかし、春と秋以外は釣れないかというと、そういう訳ではなく通年近くにエサがあれば捕食する為、季節を選ばず楽しめるターゲットになります。
鯉釣りの時期
【ポイント】
①鯉釣りは通年楽しめる
②春と秋は食欲旺盛になる為、釣り易い
鯉釣りはどんな仕掛けを使うの?【釣り方4つ紹介】
鯉釣りは気軽に楽しめるターゲットなこともあり、様々釣法があります。
本章では鯉釣りの釣り方、仕掛けについて解説していきます。
鯉の釣り方は大きく4つ。
鯉の釣り方・仕掛け
- 吸い込み仕掛け
- ぶっこみ釣り仕掛け
- ウキ釣り
- パン鯉用仕掛け
上記以外にもルアー釣りやフライフィッシング、カープフィッシングという釣り方もあります。
順に解説していきますね。
鯉釣り仕掛け①:吸い込み仕掛け
鯉釣りの王道と言えば吸い込み仕掛けかもしれません。
仕掛けは下記画像のように、針がたくさんついたものになります。
使い方としては、真ん中のラセンと呼ばれる針金の部分に練り餌さを大き目の団子を作ります。
真ん中の長いハリス以外の針は団子の中に入れ、1つの針に食わせようの餌を付けます。
一般的には「ミミズ」「芋」「コーン」を付けることが多いです。
鯉の回遊ルートに投げて放置しておくと鯉が釣れます。
川の流れに耐える為に、オモリを付けるのと、当たりがあった際に分かるように鈴をつけておくと良いでしょう。
↓鯉の吸い込み釣りイメージ画像
鯉釣り仕掛け②:ぶっこみ釣り仕掛け
ぶっこみ釣り仕掛けは重りと針だけというとてもシンプルな仕掛けです。
ぶっこみ釣りで鯉を狙う方は少なく、うなぎを狙っていて外道で釣れる場合が多いです。
重りの重さは川の流れによりますが、10~20号程度の重りに針を1つつけて完成です。
50cm以上の鯉を狙う場合は最低3号以上のハリスは欲しいところ。
鯉釣り仕掛け③:ウキ釣り
ウキ釣りは延べ竿、もしくはリール付の竿にウキを針、ガン玉を付けます。
専門的に狙われる方は高めの棒ウキを付ける方が多いですが、安い玉ウキでも十分釣ることができます。
川釣りを始めたばかりの方や、初心者の方で道具は増やしたくないけど大きい鯉が釣りたい方向けの仕掛けになります。
鯉釣り仕掛け④:パン鯉用仕掛け
パン鯉用の仕掛けは針とガン玉があれば大丈夫です。
パンで鯉を狙う場合は、鯉を見ながらの釣りになる為、コイの前までしっかりエサをキャストできることが重要となります。
その為、オモリ(ガン玉)の重さを微調整できると、キャストの自由度が増す為釣果UPに繋がります。
50cm以上の鯉を狙う場合は最低3号以上のハリスは欲しいところ。
鯉釣りの竿は?【延べ竿?リール付の竿?】
鯉釣りは延べ竿でもリール付の竿でも釣ることができます。
釣り場や釣り方によっては「延べ竿が釣り易い」「リール付の竿が釣り易い」等、ケースによって釣り易さが異なります。
本章では釣り場による、釣り竿の選び方・使い分けを解説していきます。
鯉釣りの竿①:延べ竿
比較的川幅が狭く(15m以下)、水深が浅い(1.5m以下)であれば延べ竿で十分対応ができます。
竿は最低でも3.6m以上のものが耐久性が優れているものも多い為、オススメです。
1~2mの釣り竿ですと鯉が掛かってすぐに折れてしまう可能性がありますので、竿の長さは注意したいところです。
道糸は最低でも3号以上、心配な方は5号程度のナイロンラインを使用すると糸が切れる心配が少なくなります。
延べ竿でできる釣り方
- ウキ釣り
- パン鯉用仕掛け
私がyoutubeでいつも使ってるやつです↓
鯉釣りの竿②:リール付の竿
川幅が15m以上の場所であればリール付の竿をオススメします。
リールの道糸はナイロンであれば4号以上、PEラインであれば1号以上を使用すると大きな鯉でも対応ができます。
竿によって対応魚種や、オモリの重さ等が決まっている為、鯉釣りで使えるのか事前に確認した上で使用することをオススメします。
リール付の竿でできる釣り方
- 吸い込み仕掛け
- ぶっこみ釣り仕掛け
- ウキ釣り
- パン鯉用仕掛け
初心者用↓
本気の鯉釣り用↓
鯉釣りの餌は?【練り餌さ・ミミズ・パン】
鯉は基本的になんでも食べます。その為、餌に困ることはありません。
しかし、餌によって釣果は左右されますので、各エサ毎の特徴を解説していきます。
鯉釣りの餌①:練り餌さ
50cm以上の鯉を釣りたい場合は一番は練り餌さです。
釣りメーカーの方々げ研究の上、研究を重ねて完成させた餌になりますので、釣り具屋の練り餌さに勝るものはありません。
ただ、釣り場や時期によっては鯉が食べる餌が異なりますので、例外が発生する場合があります。
鯉釣りの餌②:ミミズ等の虫エサ
虫エサは大型の鯉というよりは、小型(30cm位まで)の鯉が主な対象となります。
生まれたばかりの数センチの鯉は赤虫のような小さな餌で釣り易かったり、15cm程度の鯉であればミミズで釣果が上がり易い傾向があります。
小型の鯉を狙う場合は虫エサを選択してみましょう^^
鯉釣りの餌③:パン
どちらかというと大型の鯉向けになります。
よく、池の鯉にパンを上げてる光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
パンで釣る場合は1~2cm角程度にちぎったものを針につけて、コイの前に流すと釣ることができます。
鯉釣りの餌はコンビニのものでも大丈夫?
鯉は雑食な為、コンビニにある食べ物でも釣ることができます。
王道のコンビニ餌だと食パンが上げられます。コスト面を抑えつつ、釣り餌の代用とする場合は「カニパン」が良いでしょう。
小腹が空いたときに食べることもできます。笑
下記、コンビニで購入可能な鯉釣り餌のリストになります。
良かったら参考にしてみてくださいね^^
コンビニで手に入れられる鯉釣りの餌
- パン
- うどん
- コーン
- イモ
- イカの塩辛
- ポップコーン
- ソーセージ
鯉が釣れないときはどうすれば良い?
目の前に鯉が居る、もしくはいつもは鯉が釣れるポイントなのに今日は釣れない....。
釣りは自然相手になりますので、思うように釣果が出ない日も出てきます。
鯉が釣れないときは、原因として下記が考えられます。1つずつ確認してみると良いでしょう。
鯉が釣れない理由
- 釣り場に鯉が居ない
- 鯉がエサに気づいていない
- 鯉に警戒されている
- 水温が低下していて活性が落ちている
順に解説していきますね^^
鯉が釣れない時の確認ポイント①:釣り場に鯉が居ない
「いつもは鯉が釣れるポイントなんだけど...」いつも釣れる場所で釣れない場合は鯉が他の場所に移動している可能性があります。
川の環境は日々変化していきますので、昨日は釣れたけど今日は全くという場合は良くあります。
鯉が居る気配がない場合は潔く、他のポイントに移ることも釣果UPのコツになります。
鯉が釣れない時の確認ポイント②:鯉がエサに気づいていない
鯉の嗅覚は悪くはないのですが、エサが小さかったり、匂いの少ないエサだと気付かない場合があります。
鯉が近くを泳いでいてもスルーされる場合は、エサを大きくしたり、撒き餌の量を増やすと効果がでることがあります。
鯉が釣れない時の確認ポイント③:鯉に警戒されている
鯉もバカではないので、「何回か釣られたり」「人影を感じる」「仕掛けに違和感がある」といった場合は警戒してエサを食べない場合があります。
警戒されている場合は、少し川から離れて釣りをしたり、仕掛けの糸を短くする、撒きエサを多めにして仕掛けの餌となじませるなどの方法があります。
1つずつ原因を確認していくことで、釣果アップに繋がります。
釣り場の鯉がスレている場合は、撒きエサを広範囲に撒くことで警戒心をエサに意識させることができる場合があります。1度鯉が撒きエサを食べると、他の鯉も「このエサは食べて大丈夫なんだ」と群れでエサを食べに来る場合もあります。
群れでエサを食べに来た場合、鯉釣りの難易度が一気に落ちるので、あとは竿を持ってかれないように準備しておきましょう。
鯉が釣れない時の確認ポイント④:水温が低下していて活性が落ちている
鯉釣りの適温は18~23度と言われています。
10度前半でも釣ることはできますが、10度を下回ると活性が落ちる為、釣果が悪くなる場合があります。
冬の間は深場に移動する個体や、温排水のポイントに移動する個体も居ますので、冬に釣れない場合は釣れる場所を探す必要があります。
【2023年】ウキで鯉釣り!延べ竿でも大鯉は釣れる!【釣行ブログ】
2023年4月17日
まだまだ小物釣りのターゲットの数が少ない為、今回は鯉釣りに行ってきました。
狙いは最低でも50cmを超える個体。
産卵時期はそろそろ終わりに向かいますが、春は鯉の活性が比較的高い為気軽に釣れるターゲットでもあります。
場所は府中市の多摩川。
今日行く場所は初めてですが、先日下見をした時鯉の魚影が濃く、水溜りのようになっている為、本流と分離されている場所です。
恐らく台風や大雨の時位しか魚の入れ替わりが無い可能性がある為、天然の釣り堀のような感じの場所です。
釣り場に到着するや、雨....。
幸先が悪いように思えますが、曇りや雨の方が鯉の警戒心も落ちる為コンディション的には悪くない感じです。(人間のコンディション的には悪いが)
仕掛けは本格的な鯉釣りセットというよりは、家にある延べ竿に玉ウキ、エサに野釣りのグルテンを付けます。
典型的なウキ釣り仕掛けですね。
早速準備して仕掛けを投入。
水深が30-50cm程度で水も綺麗なので、鯉が見えます。
近づくと警戒される可能性があるので、少し岸から離れて釣りをします。
見え鯉だから難しいかな~と思いきや、落としたエサにすぐ反応してくれました。
鯉が食べているのは見えていましたが、ウキも同時にスーッと沈みます。
勢いよく合わせて良い感じのHIT!
本流の個体ではないせいか、力はそこまで強くなく、難なく寄せることができました。
金色の綺麗な鯉ですね。65cm程
幸先よく釣れましたが、その後少し警戒されたのか近くに鯉が来ない。。。
こういう時延べ竿が少し不便に感じます。
少し多めに撒き餌をすると、15分後・・・
鯉が集団でやってきました。笑
撒き餌をパクパク食べながら、針のついたエサも「パクリ」。
ウキがスーッと沈み、しっかりと合わせます!
岸に近づくとバシャバシャと最後のあがきをするも
しっかりネットイン!
これも60弱ですね。
良い引きを味合わせて頂きました^^
たまには鯉釣りも楽しいですね!
【釣果】
鯉:2匹
まとめ:鯉釣り!竿、仕掛け、餌・時期を解説【釣行ブログ】
鯉釣りって意外と奥が深いんですよね。
鯉も大人になるにつれて、視覚や聴覚が増して、更には食べた餌を学習して「このエサは過去に釣られた餌」なんて学習もしてくる魚なんです。
子供の時は全くそんなこと考えずに狙っていましたが、そういう視点で考えると「どうやって鯉を釣ろうか?」と戦略を立てたりして。
よく「フナに始まりフナに終わる」とフナ釣りの手軽さと奥の深さが話に上がりますが、人によっては「コイに始まり、コイに終わる」なんて方もいるんじゃないかなと思ったりもしています^^
そんな感じで、今回は鯉釣り解説と鯉釣り釣行記となりました。
では、次回の釣行もお楽しみに!
小さい鯉が入れ食いになった動画↓↓
本サイトでは週末に遊べるような釣りスポットを定期的に紹介しています。
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多摩川の釣りポイントや釣行記をまとめていますので、
是非覗いていってください^^
国立、府中、稲城近辺の多摩川の釣り場紹介・釣行記事も良かったら覗いてみてください^^
【多摩川釣り】府中のポイント6つ紹介【府中釣り歴20年の僕が教える】
調布市、狛江、世田谷の多摩川釣り場紹介・釣行記事はこちら↓↓
【多摩川小物釣りポイント6つ】多摩川原橋~登戸~二子玉川【フナ、コイ、ウグイ・・・】
では、また次の記事でお会いしましょう!