こんな方におすすめ
- スゴモロコがどんな魚か知りたい
- スゴモロコが食べれるのか知りたい
- スゴモロコの飼育方法が知りたい
と考えている方向けの記事です。
今回は多摩川でスゴモロコ釣りをしてきたので、釣行ブログと共にスゴモロコの生態や食べ方、飼育方法について詳しく解説していきます^^
では、早速ですが内容に入っていきます!
目次の好きなところからお読みください!
スゴモロコの特徴は?【生態・特徴・食べ方解説】
スゴモロコは、コイ目コイ科カマツカ亜科に属する淡水魚です。
水中の中では、水深10m前後の砂底や砂泥底の底近くを群泳し、冬には、さらに深い場所へと移動するとされています。ただ、これは琵琶湖の話で、多摩川に生息するスゴモロコは水深10cm~50cm程度の場所で多く見られます。冬場は2~4m程の場所で釣れることが多いです。
スゴモロコは水質にも敏感で、汚染された水域では生息できません。2015年頃には琵琶湖の低層部の水深環境が悪くなり、「純絶滅危惧種」として環境省のレッドリストにて認定されています。
下記、順にスゴモロコの生態について解説していきます。
スゴモロコの生態4つ
①スゴモロコの特徴
②スゴモロコの繁殖期
③スゴモロコの生息地
④スゴモロコの食生活
①スゴモロコの特徴
上記画像は多摩川で釣れたスゴモロコ。体調は5cm程です。
スゴモロコは、1年で5~8cm、2年で9~11cm程度の成魚となります。体色は銀色で、腹部に黒い斑点があります。
ニゴイ(下記画像)の子供と間違えられることがありますが、ニゴイの方が斑点が大きい特徴があります。
普段魚を見ない方からしたら、「同じじゃん」と思われるかもしれませんね。笑
②スゴモロコの繁殖期
スゴモロコは川や湖の水温によっても異なりますが、一般的には5月~7月に産卵します。
卵は水底にバラまかれるように生み、孵化までは3日ほどになります。
③スゴモロコの生息地
元々琵琶湖に生息していましたが、2015年頃から移植(放流)により関東平野などにも定着しました。
近年では静岡県や高知県でもスゴモロコの個体が確認されています。
私は普段多摩川で釣りをしていますが、初夏~秋になると入れ食いになります。水温が低いと活動が鈍くなります。
④スゴモロコの食生活
食性は雑食性で、基本的に何でも食べます。自然界では水生昆虫や小貝、ヨコエビやミジンコなどの浮遊動物を食べることが多いです。
釣りをする場合は、練り餌さから虫エサまで、何でも食べます。私の経験としては小さくちぎったミミズが一番釣果が上がり易いと感じています。
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スゴモロコって食べれるの?【食べ方3選】
スゴモロコは成長しても10cm程度の為、あまり食べ方に汎用性はありません。
基本的には加熱調理がメインとなります。スゴモロコを美味しく食べる方法としては下記3つ。
スゴモロコの食べ方3つ
①スゴモロコの素焼き
②スゴモロコの佃煮
③スゴモロコのフライ・唐揚げ・天ぷら
①スゴモロコの素焼き
スゴモロコの素焼きはそのままパクリと丸ごと食べることができます。
骨や鱗は気にならず、頭の部分のほろ苦さと淡泊な白身でお酒が進みます。
②スゴモロコの佃煮
2つ目はスゴモロコの甘露煮です。
スゴモロコを佃煮にして食べたことは無いのですが、琵琶湖周辺ではお土産で売られていることがあるようです。
甘辛い味で白米が進みそうですよね。
③スゴモロコのフライ・唐揚げ・天ぷら
個人的に一番好きな食べ方となります。
よくワカサギの唐揚げや天ぷらはスーパーマーケット等でも見ますが、スゴモロコの揚げ物は見ないですよね。
揚げたてのスゴモロコは外も中もサクサクで、ビールのつまみに最高です。釣り人の特権というやつですね。
スゴモロコの飼育方法は?
スゴモロコは高水温にも比較的強く他の淡水魚との混泳も可能です。
しかし、水質の悪化には敏感な為、基本的なブクブクや清掃装置は使用するようにしましょう。
スゴモロコの飼育に必要なものは下記参考にしてみて下さい。
※4,5は無くてもOK。
水槽の掃除方法
スゴモロコは水質の管理が重要となりますが、週1~2程度の水の交換が必要となります。
水の交換のは一度に全部の水を入れ替えてしまうと、水質が合わずに死んでしまう可能性があります。その為、60cm程度の水槽であれば1回の掃除に着き1/3程度の水を交換するようにしましょう。
また、水道水は魚にとって害のある成分が入っている為、カルキ抜きを行い魚の体に優しい水を使うようにしましょう。
スゴモロコの飼育エサ
スゴモロコは雑食の為、市販の金魚の餌やイトミミズ等で大丈夫です。
近所の餌を与える場合は、スゴモロコの口に合うように小さめで、水槽の底まで沈むものが良いです。
飼育後最初の方は警戒して食べないことがありますので、少しずつエサを与えるようにして水質を悪化させないようにしましょう。
【多摩川釣行記】スゴモロコが入れ食いだ!仕掛けやエサは?
5月中旬。
今回は二ヶ領上河原堰付近の多摩川に釣りに行ってきました。三沢川と多摩川の合流地点らへんですね^^
この時期の多摩川はフナやコイっこの小物釣りがなかなか難しく、結構場所探しに苦労します。
釣れるとしたら小さいアブラハヤやオイカワ、スゴモロコ、下流でテナガエビ、ハゼあたりですかね。
とりあえずボウズは避けたいので、なんとなく釣れそうなところへ行ってきました。
二ヶ領上河原堰へ到着し、まず最初に堰の魚道を見ます。
ここに魚が居るかいないかで、期待値が大分変ってきます。前回3月頃に来たときは魚が0匹だったので、今回はどうでしょう?
お、上から見るだけでも小魚がたくさんいます!恐らくオイカワでしょうか?小鮎とかも混じってそうです。
水中動画も一応撮っておきました。少し濁ってますね。
三沢川と合流地点のポイントへ移動。
小魚の魚影が見えます。
これは期待できそう。早速仕掛けを準備します。
【仕掛けはここら辺】
ミミズをちぎって投入します。
一投目からあたりあり!
少し待つと・・・
ウキがちょんちょん動きます。
軽く合わせると、正体が分かりました。
スゴモロコですね。
ボウズ逃れで一安心。
仕掛けを投入するとすぐに当たりがあります。
スゴモロコは繁殖力が強いので、多摩川では年々数が増えている感じがしますね。
ほぼ1投1匹の入れ食い状態です。
30分程で10匹以上。楽しめましたが、もう少し魚種欲しいですね。
今後に期待です^^
【本日の釣果】
スゴモロコ 10匹以上
まとめ:スゴモロコってどんな魚?食べ方や飼育方法、特徴を網羅的に紹介【実際に釣ってみた】
今回はスゴモロコの生態や食べ方と多摩川スゴモロコ釣行記となりました。
では、次回の釣行もお楽しみに!
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多摩川の釣りポイントや釣行記をまとめていますので、
是非覗いていってください^^
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では、また次の記事でお会いしましょう!